​宮凪 りおん

RION MIYANAGI

子供の頃、宿題で出た「将来の夢」という作文にひらがなで夢を殴り書いたあの日から、想いは途切れる事なく成長し、その作文の内容は実現する事になる。
憧れの存在になれたと高揚し、がむしゃらに歌い踊ったが、その活動はそう長くは続かなかった。

解散します。

不思議と涙が出ない冷静な自分がいた事を覚えている。
あの日の作文に書いた夢は叶った事になるのだろうか・・・

私は想像した物を形にする事に喜びを感じる。
希望した新たな職場で自分の居場所を見つけるのにそう時間はかからなかったし、
良き仲間にも出会い、充実を得るに余りある仕事を得た。
机に向かい日々時間を忘れながら多くの作品と喜びを形にしてきたが、
新しい物を生み出す度に形に出来ていない物への未練が沸々と湧く感情を憶えた。

「成してもいない
為してもいない」

あの作文の続きを形にしたいと思う。
涙が出るまで。

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