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汐音 あや

AYA SHIONE

なりたい自分・・・

幼少期からおとなしい方だった。
自分の意見を言うのも得意ではなかったし、人の話を聞いているのが心地良かった。

「声が小さい」とか「言いたい事を言え」と怒られる事も少なくなかったが、
怒られる理由を考える時間も自分には無駄に感じていたし、面倒だから誰とも話したくないとさえ思っていた。
当時「ありのままの」と言う歌詞が流行っていたが、幼さゆえか歌いながらもその意味を考えるには至らなかった。

年を重ねると共に新たな出会いと雑音によってなにかしらの疲れも増えたが、
夢中になれる物とも出会い、何故か嫌な事も忘れられた。

それはなりたかった自分を思い出す時間をくれたし、
それは自信の持てない私に一握りの勇気をくれた。

「変わりたい」

それに触れたいと思ったし、それになってみたいとさえ思えた。